忍者ブログ
目的に応じて適当に
[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12
Posted by - 2024.05.18,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by よあ - 2008.03.20,Thu
本日の経過:
 22~25Fの地図を可能な限り埋め埋め
 夜行性FOEをおっかなびっくり回避
 ぶつかったFOEは泣く泣く処理
 第五階層BOSSに挑戦
 したら連戦でユリスのTPが切れ、アルフは呪いで蒸発→hage
 メディカIIとアムリタをしこたま買い込み再度25Fに突入
 雑魚相手に延々防御してフォースゲージを溜め、BOSSに再挑戦
 第一形態はフォーススキルで軽くあしらう
 第二形態、贅沢に回復アイテムを駆使しつつごり押し
 スタッフロールを拝む

 やっとこクリアに漕ぎ着けた。放置してきたクエストの山が眩しいぜ。

 ボス戦は手堅く回復しながら、核熱とパワーゲインでごり押し、コラーダは補助の一手に回った。カナデンシスはフルガードに徹するも、陽光・雨氷・雷鳴はガード無効だったのが少し切ない。
 呪いは数ターンで自然治癒するのと、「核熱→呪いで死亡→先読みリザで蘇生」という強引なコンボが使えたため、さほど苦しめられた印象はない。正直、ジャガーノートの方が攻撃が強烈で苦戦させられた気がする。
 致命的な封じを受けることもなかったので、単に運が良かったのかも知れない。あとは回復アイテムの物量で攻めてしまったせいか。

 クリアしてみて一番衝撃的だったのは、フロースガルの再登場がなかったこと。てっきり空の民に回収されて改造されてると思ったのに。
 もしかして気付けなかっただけで、23Fあたりでワラワラ出てきたFOEの中の一体がフロースガルさんだったりしたんだろうか。それともキマイラ相手にhageるような冒険者は、回収する価値もないと判断されたんだろうか(´・ω・`)

 あとはED時に、月森先生と大公宮の按察大臣の台詞がなかったことですかね。ゲーム中では大変お世話になった二人なので、何だか寂しかったなぁ。

本日のMVP:アルフ
 道中の雑魚敵を全体術式で薙ぎ払い、最後まで砲台としての役割を果たしてくれた。お疲れ様でした。

本日の頑張りま賞:該当者なし
 頑張ったので、みんなに花マルだ!

天牛の月9日 Lv58にて終了
Posted by よあ - 2008.03.19,Wed
昨日までの経過:
 中の人が落ち込む
 東京往路復路のチケット確保イヤホーゥする
 中の人が再び落ち込む

本日の経過:
 23FのBOSSに突っ込んでhage
 装備を揃えるための資金稼ぎがてらレベル上げ
 ついでに中途半端だった17・18Fの地図を現地と照合、修正
 23FのFOE集団から死ぬ気で逃走
 23FのBOSSを撃破

本日のMVP:コラーダ
 アザーズステップなくしては、本日の勝利はあり得なかったため。
 とはいえカナデンシスのガードも、アルフの術式も、ユリスの回復も、どれもが今までになく「命綱」と感じられた戦闘だった。

本日の頑張りま賞:リコ
 なんというか……半端。火力の面ではアルフに勝てないし、他キャラへの援護ができるわけでもないし、パーティの足を引っ張ってしまった印象。
 大丈夫なのかこのギルマス。

天牛ノ月1日 Lv51にて終了

もしかしてこの暦って、干支に対応してる?
Posted by よあ - 2008.03.16,Sun
 階段を下りると、マスターは普段通り、カウンターの中でグラスを磨いていた。
 俺がねぐらとして貸してもらっている二階の部屋は、元々は酔い潰れた人間を押し込めておく部屋だったそうで、マスターいわく「ゲロくさいかも知れんが、勘弁してくれよ」。何にせよありがたいことだ。寡黙だが気の良いマスターへの、せめてもの恩返しにと、俺は雑巾を手に取った。
 途端にマスターの冷静な声が響く。
「テーブルならもう拭いた」
「えぇ?!」
 つるっと雑巾を取り落とす俺。
「じゃ、じゃあ床の掃除でも」
「済ませてある」
「……買い出し、とか」
「必要ない」
 手伝えることが一切ないってのも、それはそれで悲しいもんだ。いや、いつものことだけど……あーうん、そうだよな。早起きできない俺が悪いんだよな……
 腕まくりした腕もそのままに黄昏ていると、マスターは唐突にグラスをカウンターに置いた。
「それより聞いたぞ、エベネー。ギルドに入ったそうだな」
「え? あ、ああ、確かに入った……けど」
「大丈夫なのか、お前みたいなのが入って」
 マスターの声音は、俺の身を案じているにしては、ちょっとばかり剣呑だ。ってことは心配されてるのは俺じゃなくて、ギルドの仲間の方なんだろうな。
「大丈夫だって、探索要員として加入したわけじゃないから」
「……どういうことだ?」
 籍のない人間が生活していくのは面倒なので、冒険者ギルドの名簿に名前だけは書いておいたのだ。それだけのことで市民とほぼ同等の権利が得られるのは、公国が手ずから迷宮探索を推奨しているからに他ならない。
 俺もまさか本当に冒険者として、ギルドに加入する日が来るとは思ってなかったが……まぁ、人生そんなこともあるさ。
「万一の時に冒険者ギルドや故郷に連絡してやる人間が必要だろ? だからその連絡役に、たまたま手が開いてて、ココで生活してる俺が納まったってわけ」
 雑巾ごと右手を振りながら、俺は名前を貸すことになったギルドのメンバーについて思いを馳せた。
『もしかしたらあたし達、迷宮から戻らないかも知れないから……だから、お願いします』
 そう言って頭を下げたギルドの責任者は、幼さの抜け切らない、まだまだ少女の顔立ちをしていた。そんな子があんな科白を吐いてまで、迷宮に潜らなければならない理由は何だろう。
 彼女の仲間達にしてもそうだ。子供と大人の境界線みたいな年頃で、それがどうして、あんな危険地帯に飛び込まなきゃならないんだ。
 ──帰ってきたら聞いてみようかな。
 心情が顔に出ていたのか、マスターは初めて表情を緩めてくれた。
「お前の仕事が、万一の時にしかないわけじゃないだろう」
 たとえば今のマスターみたいな、温かい笑顔で迎えてやることとか、か。

006■「無職・居候・音楽系」 エベネー
Posted by よあ - 2008.03.16,Sun
 手を握った瞬間に分かった。コイツは木刀振り回してただけのじゃじゃ馬じゃねぇ、剣の修練をきっちりと積んだ人間だ。固くなった手のひらに、タコはあってもマメはない。無理な力を加えず、正しい型の稽古を繰り返していれば、誰でもそうなる。
 オレは当初の予定よりずっと畏まった声で、その手の主に頭を下げた。ついでを言えば、科白の内容は予定外だ。
「カナデンシスだ、世話になる」
「あたしはリコ。よろしく、カナデンシス」
「ディーでいい。長ぇし呼び辛ぇだろ」
「でも、忘れると悪いから」
 リコと名乗った赤毛の女は、外見そのままのあっぴろげな性格の持ち主らしい。何度かブツブツとオレの名を繰り返し、ようやくやめたと思ったら「よっしゃ覚えた」。……暗記してたのかよ。
 今日からオレは、コイツの率いるギルドの一員になる。推薦を受けた時も、コイツらの顔を見た時も気乗りはしなかったが、今、リコの手を握ってそれを決めた。
 しかしコイツがギルマスで大丈夫か、とか考えていると、連中の中では一番責任能力の高そうな眼鏡の女が手を差し出してきた。彼女ではなくリコがギルド責任者の座に収まっているあたり、コイツらの関係や思考回路は、まだオレには理解不能だ。
「アルフよ。多分、私が一番世話をかけると思う。打たれ弱いから」
「はぁ?」
「その分の攻撃能力は保証するわ。よろしく」
 何だかよく分からん間に、握った手は離れていってしまった。
 続いて手を差し出してきたのは、連中の中では唯一の野郎だった。さっきの眼鏡も女にしては背が高かったが、コイツは輪をかけてデカい。中の上くらいには背丈があるオレが、視線を持ち上げないと顔が見えない。
「おれはコラーダ。よろしくね、ディー」
「あ、あぁ、よろしく……」
「そうそう、あのねぇ、カナくんがいいって猛烈プッシュしたの、コルなんだよー」
 脇から甲高い声が割り込んできて、オレはぎょっと身を引いた。見れば人参みたいな色の髪の少女が、何やら得意そうな表情で仁王立ちをしている。カナくんて誰だ。
「他にもパラディンさんは結構居たのに、どーしてもカナくんがいいって」
「……ユリス。私の気のせいじゃなければ、ディー、ヒいてるわよ」
 気のせいじゃねぇよ。
「あー、うん、事実なんだけどね。どうしても君が良かったんだ」
 お前までそんなこと言い出すのかよ気色悪ィな!
 ほとんど反射で野郎の手を振り払うと、好機とばかり、黄色い声の持ち主が猿のように飛びついて来やがった。
「わたしはユリス、よろしくね、カナくん!」
「…………その呼び方はやめてくれ」
 現状では精一杯の、拒絶の言葉だった。

005■「未知との遭遇」 カナデンシス
Posted by よあ - 2008.03.16,Sun
 ラガードは面白い街だ。平坦な土地に築かれたエトリアとは違い、起伏に富んだ街並みをしている。白亜の眩い商い通りがあるかと思えば、湿った薄闇に満ちた路地裏があり、街そのものが迷宮みたいで──歩いていると、胸が躍る。
 とはいえ皆が皆、そう感じるとは限らないみたいだ。おれの隣で「はー」と溜め息をついたのは、幼馴染のユリス。
おれが冒険者になったのも、エトリアを離れてこんな街にいるのも、全ては彼女のためだって言っていい。
 どうしたのかな、と様子を窺っていると、ユリスは「はー」と溜め息を繰り返した。顔も体格も子供っぽいのに、仕草は年寄り臭さに満ちていた。
「ねぇ、コル」
「なんだいユリス」
 おれは即座に聞き返す。先に口を開くのはいつもユリスだ。そう決まっている。
「この街、薬の名前も材料も、エトリアとは違うんだ」
「そりゃあ、違うだろうね」
 あの街では樹海から得た素材を用いた、独自の医術体系が完成されていた。ラガードにも世界樹はあるが、エトリアと同じ薬剤が入手できるはずはない。
「だからね、わたし、ちゃんとみんなの治療、できるのかなぁ」
「大丈夫だよー。ユリスは実戦経験もあるし、基礎医学も修めてるじゃない」
 薬泉院から東の広場へと向かう道々、おれはユリスを元気付けようと頑張った。傍から見ればそうは見えないのは承知で、それでもかなり頑張った。
「薬の名前は違ってても、成分とか効果とかはおいおい理解すればいいよ」
「……ん、そうだね。ありがとー、コル」
 広場の傍の角まで来たところで、ユリスはやっと口元を緩めてくれた。
 本当は、駆け寄ってくるリコや軽く手を振るアルフに、暗い顔を見せたくなかっただけかも知れない。それは確かめようがないし、おれには分からない。
 三人寄れば、とはよく言ったもので、女の子三人はきゃーきゃーと再会の挨拶を交わし、雑談交じりの情報交換を始めた。ウェイト的には「雑談>>>情報交換」のような気がするが、聞き耳立ててないと「聞いてなかったの!」と叱られるので、黙って耳を傾けることにする。
 今夜の宿は、旅人向けの小さな宿屋らしい。三人部屋と、個室が一つ、朝食付き。値段がそこそこ安いのは、リコが交渉を頑張ってくれたんだろうか。
 アルフはラボが借りられないことを嘆いていた。錬金術師組合は、公国に正式に認可を受けた人間に対してしか「貸しラボ」を貸してくれない。エトリアでも同じような制度はあったから、アルフも予想してはいたらしいが、それでも不服そうだった。
「でね、素材が違うから、お薬も違うんだって。アルフも触媒が違ったりはしない?」
「素材は組合が管理してるからね。価格の地域差はあるけれど、何とかなりそうよ」
「そっか、よかった。あたしとコラーダはどうとでもなるし──あとは数が揃えば、いつでも迷宮に潜れるな」
 リコがさっくり話をまとめて、宿への道案内を始めた。
 街に入っていの一番に冒険者ギルドに向かったのは、正解だった。ギルドメンバーを募りたい旨を伝えると、フリーの状態の冒険者の中から、何人かをピックアップして連絡を取ってくれるという。早ければ、明日にでも候補の人と話ができるらしい。
 冒険者ギルドが親切なのは、公国がそれだけ世界樹の調査に力を注いでいるということだろう。どこの馬と骨と知れないおれ達でも、頭数を揃えてやれば役に立つかもしれない、と期待されている。
 とはいえおれの前を行く三人を見ていると、不安は募るばかりだった。願わくば新しい仲間が、おれの味方でありますように。もし男だとしたら、女三人という性と数の暴力に屈しない漢でありますように。そして──
「ねぇ、コル」
「なんだいユリス」
「……どうしたの? 怖い顔して」
「ううん、何でも。──新しい仲間は、いい人だといいね」
 おれの懐と、左腕、左右のブーツ。それぞれ一本ずつ、ナイフが仕込んである。
 そんなもの、人間相手に振るいたくはなかった。

004■「女が三人」 コラーダ
Posted by よあ - 2008.03.16,Sun
「エトリアのギルドでは、五人パーティが推奨されてたよね。なんで?」
 あたしは何かを知りたいとき、まずはアルフに声を掛ける。アルフなら大抵のことは答えてくれるし、答えが分からなくても、どうやって調べればいいかを教えてくれるからだ。
「あなた、それも知らないで旅に出てきたの?」
 アルフは荷物の最終点検の手を止めずに言った。言葉だけ見ると冷たい人みたいだけど、その表情に軽蔑の色はない。出来の悪い子の面倒を見るみたいな、「仕方ないなぁ」というオーラは出てるから、ちょっと悪いな、と思う。
「最大の理由はアリアドネの糸と、樹海磁軸の機能の限界。あれは人数が多過ぎると、動作が不安定になるらしいから。あとは単純に統制の取れた戦闘ができるかどうか、通路で同時に戦える人数だとか」
 そういう制限がなければ、人数が多いに越したことはないでしょうね、とアルフ。
「おそらくはハイ・ラガードで、新しい仲間を募ることになる。考えておいて」
「そりゃあ、考えてるけど。でも、四人ってこともあるかもよ」
「あのね、リコ」
 アルフは眼鏡の奥の目を吊り上げた。今度ははっきりと不機嫌だ。人差し指をあたしの胸元に突き付けて、それだけじゃなく、とん、と突いた。
「四人じゃ足りない。あなた、お兄さんのギルドを見て何も学ばなかったの」
 お兄さん。──あたしの兄ちゃんで冒険者で、エトリア屈指のギルドのマスターだった。あたしはあんまり、好きじゃなかったけど。
「だって、エトリアとこっちとじゃ違うかも……」
「私達は命を担保にして迷宮に潜るの。それは『世界樹の迷宮』に入る冒険者なら誰でも同じ。万一の時に故郷への手紙と、運が良ければ棺桶も、送る人間が必要でしょう?」
 アルフは兄ちゃんのギルドのメンバーとして活動していた時期があって、世界樹の迷宮がどんな場所なのかも知っているだけに、言葉がずしりと重かった。
棺桶。あたし達が死ぬかも知れないってこと。そして運が悪ければ、無言の帰宅さえ出来ないってこと。
「や、やめようよ。仲間は街に着いてから探せばいいじゃない、ね?」
 成り行きを見守っていたユリスが、わたわたと割って入ってきた。ユリスも、ついでにコラーダも、アルフと一緒に迷宮に潜っていたことがあるんだけど、考え方はやっぱり人それぞれみたいだ。
アルフは「そういう問題じゃない」って唇を尖らせたけど、それ以上何かを言う気もないみたいで、むっつりと押し黙った。馬車の中に気まずい沈黙が降りる。
「それで、その、新しい仲間。どんな職業の人がいいかなっ」
 強引に口を開いたのは、ユリス。声の高さが空気を全く読めていないけど、この場で発言する勇気は凄い。何だか悪い気がして、あたしも乗っかる。
「何はなくとも前衛だ、ぜんえー。あたし一人じゃちょっと怖いし」
「わたしやコルじゃ、守りが心細いもんねぇ」
「確かに。今のメンツは、全体的に打たれ弱いわ」
 建設的な内容だと踏んだのか、アルフも加わってくれた。
 あの職もこの職も、と話していくうちに、話題は職業から性格の話に移っていく。
「ともあれ戦術面において、パーティの和を乱さない人間であることは鉄則ね」
「きょーちょーせーのある人間がいいってこと? それはどこでも同じだろ」
「そうだねぇ、優しい人がいいねー」
 アルフは「何か違う」みたいな顔をしてたけど、あたしとユリスは知ったこっちゃない。「ねー」と顔を合わせる。
「あと、他に条件っていえばー」
 ごとん。重い音が響いた。あたし達が揃って音の方を振り返ると、ここ何日かすっかり寝たきり(?)になってたコラーダが、毛布の隙間から体を起こすところだった。
「…………」
 コラーダはマフラーの下で、ぼそっと口を開いた──けど、聞こえない。
「え?」
「……とこ」
「なーに? コル、聞こえないよー」
 馬車は相変わらずゴトゴト揺れ続けている。ユリスが耳に手を添えて聞き返すと、コラーダもマフラーを引き下げて、珍しくキッパリと言った。
「男がいい」
 …………。
 そこは可愛い女の子を期待するのが、普通の男の人じゃないかなぁ、と思うんだけど。
 女三人に男一人の旅は辛かったらしい。ずっと寝てたのも、実はそのせいだったりして。

003■「新しい仲間は」 リコ
Posted by よあ - 2008.03.16,Sun
 わたし達がお世話になっているのは、乗り合い馬車とかそういうのではなくって、ふつーの商店の、ふつーうの荷馬車だ。
『旅費は少しでも抑えておかないと』
 そう言ってたのは錬金術師のアルフ。わたしの知らない間に、お店の人と話をまとめてくれてた。わたしの医術師資格や、エトリアの執政院でもらった書状や、いろんなものが交渉の役に立ったらしいけど、よくは分からない。
 分かってるのは、あと半日くらいで、馬車を降りなきゃいけないってこと。
 まだ半日もあるの、ってリコは目を真ん丸にしていたけど、リコは世界樹の大きさを理解できてないんだと思う。すぐ近くにあるように見えるのは、あれがものすごく大きいからなんだ。
 わたしはエトリアの地下迷宮の広さを思い出して、ぶるっ、と身震いした。あれと同じ「迷宮」が、街の真ん中、と言うよりも真上にある……それって危なくないのかな。
「街に入ったら、まずは食事だね、食事。遅めのランチになるかなぁ」
 リコはピクニックにでも出かけるみたいな笑顔だった。ううん、ハードなピクニックみたいな生活が続いていたから、落ち着いてご飯を食べられるのが嬉しいんだ。みんなそうだと思う。
 だけどアルフは、「ふー」と溜め息をついて、眼鏡の弦を軽く弾いた。
「リコ。あなた、これから見ず知らずの街で暮らすってこと、分かってる?」
「分かってるって。言うじゃん、腹が減っては戦は……」
「戦闘だって、迷宮に入って好き勝手できるわけじゃないでしょう。私達の所持金は有限で、ハイ・ラガードにはツテもコネもない。早急に果たすべきは?」
「はたすべきは……」
 リコは口ごもった。わたしはハラハラして見守っていたけど、リコもちゃんと考えていたみたいで、もごもごはすぐに言葉になる。
「アルフが錬金術師組合に行って、ユリスが施薬院に挨拶に行って。その間に、あたしが宿の確保?」
 自信はなかったみたいで、最後の方はアルフに尋ねるみたいな声になった。
 アルフは学校の先生みたいに、落ち着き払った動作で頷いてみせる。
「食事の後にそうすれば充分。けど、私は最初に冒険者ギルドに行くべきだと思う」
「ギルドに?」
「そ。冒険者としての登録手続きに、どれだけ日数が掛かるか分からないからね。必要な書類があれば、早めにもらっておきたいし」
 そうすれば今夜の宿で熟読なり記入なり出来るでしょう、と続ける。
 ギルドを立ち上げるのには、いろいろ手続きが要るんだ。ご飯や寝るところは、お店が開いている限りいつでも大丈夫だけど。
 こういうことを考えられるあたりが、アルフは大人だなぁって思う。わたしの頭は、とっくにお昼ご飯のメニュー、それから施薬院の人たちへの挨拶の言葉で一杯になってる。
「じゃ、そうしよう。ユリスもそれでいい?」
「え」
 リコから突然話を振られて、わたしは慌てた。もちろん反対なんて、しない。
「うん。うんうん。いいよ、そうしよう」
「よし、決まり」
 街に入ってからの行動予定表が、リコとアルフの中ではキレイに固まったみたいだった。
わたしはそこに一筆も入れていない。寂しいけど、しょうがない。
 しょうがないとは思うけど、コルの意見もぜんぜん聞いてないな。コル、起きたら怒るかな。
 怒るコルっていうのが想像できなかったから、まぁいいか、と私は思った。

002■「発言権」 ユリス
Posted by よあ - 2008.03.13,Thu
昨日までの中の人の経過:
 去年一昨年の特撮に少し詳しくなる
 漫画を描くのに一生懸命になる
 瀕死になる

本日の経過:
 21F・22Fの地図を大まかに埋める
 クエスト「愛と憎悪は紙一重」クリア
 マンドレイクの断末魔の叫びを聞いてhage
 22Fにて、ノヅチの封じを食らってタコ殴りにされhage
 FOE集団に脅えつつ23Fをウロウロ
 5F・6Fで採取パーティのレベル上げ

 ノヅチとイエローゼラチンの群れが怖い。アルフの全体術式が雷属性しかないので、一掃する手段もないし……アルフへの頭封じ+前衛への腕封じで火力が落ちている間にパーティへのダメージが蓄積されてしまい、そのまま崩れるパターンが2回。怖すぎる。
 あと、マンドレイクさんが強化され過ぎてて泣きそうになった。デモンドレイクさんはもっと強くなって登場したりするのかしら('A`)
 23FのFOEには核熱を使えば倒せる敵と、そうでない敵がいる。潰せるものは潰しておきたい気もするけど、無視して前に進めるならその方がいいか。

本日のMVP:コラーダ
 先制ブーストと危険感知の効果を実感。雑魚戦も長引きがちな現状では、サジ矢が十分に光る。

本日の頑張りま賞:カナデンシス
 彼がどうのと言うより、ノヅチの特殊攻撃がガード無効なのが辛い。

 城の中をウロウロしていたら、クァナーンの発言が気になってきた。
 空の民は城に「入らない」と言ってたよね。「入れない」んじゃなくて、「入らない」。ということは、彼らは習性のレベルで、城内への立ち入りをしないように作られているのかな。それとも何か理由があるのかな。どうなんだろ。

笛鼠ノ月29日 Lv47にて終了
Posted by よあ - 2008.03.09,Sun
昨日の経過:
 20Fに突入、芋虫と蛾を相手に即hage
 蓄電して某所絵茶に突撃するも、本番の阿弥陀を見ることなくリタイヤ。無念。

本日の経過:
 hage覚悟で20FのMAPを埋めに奔走
 案の定、地図の輪郭を完成させた辺りでhage
 改めて宝箱を回収、隠し通路を開通させ、いざボス戦へ
 ボス戦があまりにアッサリと片付いたので、連戦かとビビる
 ……が、何事もなく21Fに突入

明日・明後日の予定:
 DSで遊んでいる場合じゃないので、ストーリー的には山場だっていうのにプレイはお預けです

本日のMVP:アルフ
 相変わらず核熱強ぇえ。大雷光で雑魚敵も薙ぎ払うよ。

本日の頑張りま賞:コラーダ
 影が薄い。危険感知に先制ブースト、アザーズステップの補助で輝いているはずなのに。

笛鼠ノ月25日 Lv45にて終了



以下、クリア後には鼻で笑えるに違いない考察みたいなもの:

 クァナーンとの会話と、スキュレーとアーテリンデ、21F突入直後のメッセージ……これらを総合して考えるに、フロースガルさんと再び顔を合わせることになる可能性は高いと思う。

 しかし今回の「世界樹」は、やはりエトリアの世界樹とは事情が異なっているようだ。
 空の民による土の民の収容は、最初は世界樹による人類保護システムの一環かと思われたが、21F突入後のテキストからはもっと別の──何と言うか管理的なものを感じた。SFでよくある、機械システムなんかによる統一的管理ってやつ。
 イビルアイなんかいかにも「監視者」という感じがするし、最初のボスは合成獣だし、今回の「世界樹の王」ポジションにはその手の人間かシステムが収まってるんじゃないかなぁ。「天空の城」はそのシステム管理下に置かれた人類保護シェルターのようなもので、公国王家の祖先は何がしかの事情で離脱してきた人々なんじゃないかと思う。
 そう考えると、「世界樹」よりも「天空の城」の方が発生時期は古いのかも。まずは我が身の保身のための施設、地上の再生計画はその後で、と。
 とりあえず、天空の城が自然な地上を取り戻すための設備でないことは明白だよね。人工的に生物を作ってるようだし、空の民に「神」と崇められ(させ)たり。妄想すればするほど、人の叡智と驕りの結晶みたいな像しか思い浮かばない。

 しかしキマイラが現れたり、世界樹だか天空の城だかのシステムの動作も主人公ギルドが現れた頃から変化し始めているようなので、今回倒した第四階層ボスもその変化、ないしは暴走の一環なんじゃないかと。
 クァナーンはじめ「空の民」は、たぶん天空の城の管理システムの一端を担う存在だと思うんだけど。例えば、いつか収容者達を地上に戻す時のための橋渡し役として──あるいは地上の人々を収容するために、人工的に作られた種族。「空の民」が、世界樹か天空の城か、いずれかから輩出された「魔鳥」に攻撃されるというのは、一体どういう状況なんだろう。

・天空の城のシステムが暴走し、想定外の「魔鳥」を作り出してしまった
・天空の城の管理システムが、世界樹にとって有害なものであると判断され、世界樹が対抗生物を作り出した
・天空の城のシステムが、本来は管理下でないはずの世界樹までもを「管理」しようとし始めている(この場合、空の民は世界樹側の生き物ということに……?)

 城と世界樹と空の民の正しい関係が分からないので、何が何だかサッパリサッパリだぜ。
Posted by よあ - 2008.03.07,Fri
本日の経過:
 休んでるんだかサボってるんだか、中の人が自分を見失う
 17Fおよび18FのMAP完成
 19Fワープゾーンをウロウロうろうろウロウロウロキョ
 FOEやお花を核熱で吹き飛ばしつつ前進
 死者が出て時々リセット、休よ(ry
 TP切れたら16Fをウロウロして資金&経験値稼ぎ
 クエスト「商店からの依頼III」クリア

 中の人は本当に迷走中。今月の19日でwiki絵板にお邪魔して一周年なのに、どうしてもペンが握れなくてプルプルしているのである。
 そろそろ有用なスキルとそうでないスキルの見極めも付いてきて、もはや休養することにレベルが下がる以外の意味はない。のだが、ここまで来たらもう意地だ。
 先日の第一階層の件もあって、MAP上の怪しい空白はマメにチェックするようになった。それで有用な装備が入手できると、やっぱり嬉しい。
 19Fの探索は難航し、20Fへの階段は未だ見つからず。

今日のMVP:アルフ
 19FのFOEが食べられるのはひとえに彼女のお陰。大雷光も覚え、一躍TP消費王に。

今日の頑張りま賞:ユリス
 前衛を任せていること自体に問題があるのかも知れないが、死亡率が! ネクタル消費量が! 休養でレベルがっ!

 地味に今後に期待したいのが男性陣。コラーダのアザーズステップは、ないならないで何とかなるが、あるとやっぱり便利なスキルだと実感。
 ジリ貧時の頼みの綱だったガードスキルも、カナデンシスのTPブーストを上げることで気軽に使えるようになった。……が、彼にはシールドスマイトを取得する予定もあったりする。高TPをいいことに、防御そっちのけで殴りに行く姿が目に浮かぶようだ。

笛鼠ノ月23日 Lv42にて終了
Posted by よあ - 2008.03.06,Thu
本日の経過:
 第三階層のBOSSを撃破
 クエスト「魔物がここにいる不思議」クリア
 クエスト「商店からの依頼II」クリア
 クエスト「樹海の食卓」クリア
 クエスト「トムソン職人の頑固な依頼I」クリア
 クエスト「術式を我らに」クリア
 クエスト「大公宮への勤務III」クリア
 クエスト「酒の眠る森」クリア
 クエスト「模倣より生まれ来る創造」クリア
 第四階層に突入
 17~18Fを行き来しつつ、中途半端にMAP作成

 達成条件を満たしたまま放置していたクエストを消化、結果、アイテム欄が報酬品で溢れ返る。アイテムよりも金をくれ。
 前作でのストーリー的最燃え階層は第四階層だったのだけど、今回はどうなるか、ちょっと分からない。「翼持つ者」はモリビトと違って敵対的ではないみたいだし、アーテリンデとライシュッツとは一戦交えてしまった後で、今のところストーリー的な緊張感に欠ける。
 第五階層がラピュタ地上部(仮)、第六階層がラピュタ中枢部(仮)のようなビジュアルなのだとしたら、本作での「一番好きな階層」は第三階層になるかもなぁ。過酷な環境で足音サフサフ、その割に和やかなイベントが多かった気がする。第四階層でもチョウチョ追いかけたり花を手折ったり、和やかなことこの上ないけども。
 そういえばハイ・ラガードは日本「以外」の国だと思っていたんだけど、第三階層といい、第四階層といい、階層名やモンスターに和風テイストを感じさせるものが多い。第四階層なんかモロに和のイメージを打ち出してるし……あれは一体、地球上のどの辺りにある世界樹なんだろう。

今日のMVP:ユリス
 リザレクションとヒーリングが輝いた日。経験値バーを、とうとう一日横一線に保ちきった。

今日の頑張りま賞:アルフ
 サソリの一撃で沈む沈む。ここに来てようやく、「あ、打たれ弱いんだ」と認識されるように。

 しかし核熱の術式と、フォーススキルの強烈さを見せ付けられた一日でもあった。帰還がマメ過ぎたせいか、使う機会が今までなかったんだよな、フォーススキル。
 アルケミストのフォーススキルは正直、強力過ぎて好感が持てないんだけど……前作のBOOSTの「火事場の馬鹿力」的な演出の方が好きだ(そしてBOOST殴りで世界樹の王にトドメを刺したのはウチのアルケミストだけではない。と信じたい)。とはいえ上手く使えば強力な切り札であることは疑いようもないので、アルフの死亡率は極力下げて行きたいところ。
 同じフォーススキルでも、レンジャーはバグ持ちだったり、パラディンは効果がしょっぱかったり、男性陣はなんか色々切ない。
 コラーダとカナデンシスと、打撃のダメージを合計してもリコの一撃に届かなかったりとか。気付いたら攻撃力が「カナデンシス<<<ユリス」になってたりとか。

笛鼠ノ月16日 Lv39にて終了
Posted by よあ - 2008.03.05,Wed
昨日の経過:
 中の人が戦闘不能

本日の経過:
 四度目の休養('A`)正直もう、リセットした方が早……。
 ヤケになって第一階層FOEを掃討
 採取パーティを新規作成
 エスバットの二人を撃破
 15FのFOEを核熱で吹き飛ばす

 エスバットとの戦闘は例によってアイテム駆使、アルフがTP回復剤を飲みながら核熱をブチかますという乱暴極まりない戦法で勝利。フリーズガードが地味に効いて、大きな被害を受けることもなかった。
 彼らとの会話でもって、ベオウルフの今後の立ち位置がちょっと見えた気がした。クロガネには安らかに眠っていて欲しいんだけどなぁ……彼(彼女?)はハッキリと死亡の描写もあるわけだし、再登場するとしたらどう転んでも嫌な形になってしまう。

今日のMVP:アルフ
 核熱の術式を覚えたことで、対単体攻撃力がパーティ中随一に。

今日の頑張りま賞:プレイヤー
 大人しく寝ま賞。もとい、キャラクターは全員完全燃焼で該当者なし。

笛鼠ノ月13日 Lv34にて終了

追記:
 FOE掃討時に、各職業ごとの隠し(?)宝箱も発見。中身は「今更コレはなぁ……」といった程度のものだったけど、こういう職業イベントがあるのは楽しい。一軍にいない職業の隠し通路はまた今度。
 採取パーティは駆け出しだし、鍵の見つかってない扉もあるし、まだまだ楽しむぞー。
Posted by よあ - 2008.03.02,Sun
 ここを読んで下さっている物好きな方でも、よそのパーティのキャラ名と職を一致させるのは骨だと思う。友人のブログに倣って、その辺をプロフ欄に列挙してみたよ。

本日の経過:
 13F突入
 マップをある程度埋めたところで、ユリスがダウン→そのまま敵撃破
 リセットするのも憚られ、経験値バーを揃えるため三度目の休養('A`)
 あまりのレベル不足に、泣きながら経験値稼ぎの旅
 14Fの階段を登ったところで糸使用
 体調不良に花粉でトドメを刺される

 経験値バーを揃えて、というのが存外キツい縛りであると実感。あのマッピングをやり直す手間と比べれば精神衛生的によろしい気がして、再三の休養となった。
 前作プレイ時と比べて敵の一撃が重い気がするのは、そうやって低レベルで探索しているせいもあるんじゃないかと気付く。前はレベルが上がるに任せて突き進んだから、最大HPや防御力が高かったんだよね。スキル構成や攻撃能力はともかくとして。
 トンボやカニ(カブト?)の先制+封じが鬱陶しくて仕方ない今日この頃。

今日のMVP:アルフ
 攻撃もロクに当たらない今、彼女の術式がなければ始まらない。
 運が良かったのか戦闘不能になることもなく、的確に敵を屠ってくれた。TPが切れるまで術式起動したのも久しぶりな気がする。

今日の頑張りま賞:カナデンシス
 ユリスのことが嫌いなのだろうか……フロントガードを使っても、彼女が攻撃を受けた時はスルー。結果がユリスの戦闘不能・休養である。
 自分が攻撃を受けた時だけフロント+オートガードでダメージ一桁とか、お前ちょっと表に出ろ。

笛鼠ノ月6日 Lv27にて終了
Posted by よあ - 2008.03.01,Sat
本日の経過:
 昨日の記録サボりについて反省する
 Lv25で第二階層BOSSに挑むもhage
 レベル上げをしつつ、第二階層のMAPの穴を埋める
 サウロポセイドン+ガラガラノヅチからは全力で逃亡
 ミッション「紅の魔人討伐指令!」クリア
 クエスト「青い碑」クリア
 クエスト「貴族と獣のゲーム」クリア
 クエスト「大公宮への勤務III」クリア
 12F突入
 休養

 ボス戦では二人に同時に大ダメージが来るので、回復アイテムを駆使しての戦闘となった。ヒーリングの傍らでメディカIIを一気飲みといった具合。
 この戦闘での戦利品で、アルフがようやくマイマイクラブを卒業。新階層に入ったことで、他のメンバーの装備も少しずつランクアップしている。

 クエスト「青い碑」は採掘推奨だったようだが、レベル上げを兼ねて石像狩りを行った。ついでにこなした「貴族と獣のゲーム」では、毛皮を剥ごうっていうのに火の術式起動するアルフに思わずツッコミ。したら酒場でも似たようなツッコミ食らって吹いた。そりゃなぁ……
 「大公宮への勤務」ではコラーダの目が鋭いとか言われて、やっぱり吹く羽目になった。

今日のMVP:カナデンシス
 ボスの熱い抱擁にも耐え、見事パーティを守り抜いた。第三階層突入後はフリーズ・フロントガードで守護神に。

今日の頑張りま賞:コラーダ
 サジ矢のダメージのしょっぱさもさることながら、釣りでハッスルして水に落ちるという醜態を晒した点が大きい。
 他に有用なスキルがあると分かりながらも毎度サジ矢に振ってしまうのは、そこにRomanがあるから。あとラザニア。

 今回はペナルティも少ないし、マメに休養させながら進むことにした。が、もしかしたらレベル維持してゴリゴリ進んだ方がいいのかも知らん。

笛鼠ノ月1日 Lv22にて終了
Posted by よあ - 2008.02.28,Thu
本日の経過:
 10Fにてhageまくる
 泣きながらマップを埋める
 10F磁軸を起動

 hageの原因は全てサウロポセイドン。立ち向かったら2ターン目でユリスとアルフが吹っ飛び、その次は逃げようとして失敗→hage、少しレベルが上がってガードで耐え切れるようになったと思ったらガラガラノヅチのコロシッブオーラで以下略。
 こういう時ばっかりはバードやカースメーカーが欲しくなる、が、今のパーティで最後まで突っ走ると決めているので仕方がない。レベルを上げてガチンコで勝ってやんよコンチクショウ('A`)

 一体なら、一体ならガードと防御コマンドを駆使して勝てるようにもなったんだ……!

 しかし前作の通常エンカウントで、ここまで死人が出た記憶はないな。やはり敵の攻撃力が高くなり過ぎてはいないだろうか。
 通常エンカウントで対策不能な一撃死が続くと心が折れそうになる、と言うか今日はもう折れた。レベルが足りないってことはないはずなのに。

今日のMVP:カナデンシス
 石像や恐竜相手にガードが忙しかった一日。彼が居ないと1ターンで半壊するウチのパーティ。

今日の頑張りま賞:ユリス
 そろそろ前衛に立つのがきつくなってきたか? 一旦後衛に下げ、VITブーストマスター後に前衛に戻すという選択肢も考慮に。

皇帝ノ月26日 Lv23にて終了
Posted by よあ - 2008.02.27,Wed
本日の経過:
 サイトを知っている友人が世界樹IIを購入してくれたので(・∀・)
 順調にhageライフを送ってくれていることを知り、なお一層(・∀・)
 世界樹を「究極のマゾゲー」と褒め称えた某店に一緒に入り、ブースが作られているのを見て(・∀・)
 帰宅後、友人のブログを見てパーティ構成を知りΣ(゚д゚;)
 案の定と言うべきか、体調が悪化
 めげずに9F突入、8Fと行ったり来たりする
 クエスト「聖者の研究」クリア
 クエスト「薬泉院の依頼I」クリア
 10Fにて、爺やに向かって「名前くらい名乗りな!」と叫ぶ
 ミッション「紅の魔人討伐指令!」請負

 本日ツボに入ったものその一、イチゴを食べて至福の時を過ごすカナデンシス。他の誰がイチゴ好きでも驚かなかったのに……漫画で描いたイメージがだだ崩れだ。
 本日ツボに入ったものその二、ミッションの請負の折、「樹海の10階」という何気ないキーワードを耳にしたコラーダが突然壁を殴り始めた(という電波を受信した)。彼には勇者ダ・サイダー様と仲良くなる素質があるらしい。

 クエスト「薬泉院の依頼」では、公国周辺に海ないしは大規模河川があるんだなぁ、と安心した。今までそれらしい情報がなかったので、海が近いというのは自分の勘違いだったのかと心配していたところ。
 あとはユリスのレベルが19の時と20の時とで、メッセージや報酬が微妙に変化したので、類似クエストが出た時には留意したい。

今日のMVP:コラーダ
 攻撃順序が今のところ、カナデンシス→コラーダ→女性陣。
 ってワケで、カナデンシスが仕留め損ねた敵を、女性陣の手を煩わせることなく駆除。ちょっと格好いい。

今日の頑張りま賞:カナデンシス
 美味しいところを全部コラーダに持っていかれた感じ。休養後の攻撃の外れ具合が異常である。
 他のメンバーより極端に低いステータスといえば、AGIくらいしか見当たらないのだが……まさか命中率ってAGI依存?

 特にグリュプスは、攻撃当たらないわ、術式でも一撃じゃ沈まないわで嫌いな相手。でも、逃げるのも面倒くさいんだよなぁ。

皇帝ノ月23日 Lv20にて終了
Posted by よあ - 2008.02.27,Wed
本日の経過:
 昨日は書き過ぎたと悶絶
 休養
 中の人は休養せずに黒ケミ曜日支援
 6Fおよび7Fを踏破
 ミッション「幻獣サラマンドラを追え!」クリア

 休養によるレベル低下が5しかないのだと知って、早速休養させてみた。が、カナデンシスのスキル配分を再び失敗したらしく既に涙目である。
 というのも、第一階層ボス戦が終わったのでファイアガードを消したんだが、第二階層のボスも炎属性っぽいとか。そりゃないぜお前……もうポイント使い切ったっつーの。ボスに到達するまでに、また十分なスキルレベルが確保できるだろうか。
 休養しても、キャラクターが弱くなった気はあまりしない。コラーダなんかは第一階層ボスから手に入れた新装備のせいで、逆に強くなってるし。

 そうそう、前回さらっとネタに昇華してしまったフロースガルさんだけど、彼はキャラクター付けの割になんか悪そうな表情をしていた気がする。退場のタイミングがあまりにも早過ぎたのもあって、どうも再登場しそうだ。
 6Fの木の実の列を「まさかフロースガルさんのダイイングメッセージ?!」と早とちりしたのは、私とリコだけでいい。

今日のMVP:リコ
 スキルを振り替えたことでかなり使い勝手が良くなった。あとは命中率が上がれば文句はないんだが、補正ステータスがTECなのかLUCなのかレベルなのか……

今日の頑張りま賞:ユリス
 今まではアルフのTP切れを待って帰還していたのが、一転、回復でカツカツという状態に。
 とにかくTPがすぐ切れる。ダメージ床やかみつき草の先制が主因なので、彼女に罪はないんだけれど。

皇帝ノ月21日 Lv18にて終了
Posted by よあ - 2008.02.25,Mon
本日の経過:
 5FのBOSSを倒そうとあれやこれや
 したらコラーダとカナデンシスのみ生存した状態で勝利(お前ら二人だけ2もLvUPしてどうすんだよorz)、リセット
 再撃破した後、IIで初の糸忘れに気付き、泣きながら6F磁軸へ
 「フロースガルの動物王国」という電波を受信(編成は「聖獣獣獣獣」)
 月森先生を天然ドジっ子認定(いつか「はいに なりました」とメッセージが出るに違いない)
 クエスト「まだ、名もない花」クリア
 クエスト「商店からの依頼II」クリア
 6F突入、石化を食らって早々に帰還

 リセット時に出ていたアイテムは、どうもレアドロップだったらしい。ちょっと悔しいけど、また今度、みんな揃って取りに来よう。どうせ今取っても、それを素材に使った商品は買えない気がするしな!

 しかしうちのパーティ、どうもレベルが上がりすぎていると思う。各員レベル19、リコなんかクリティカルが出ればマイマイダイオウも一撃粉砕なのに……後から失敗っぷりを確認するため、追記に撃破時点でのスキル詳細を置いておく。
 フォーススキルが使えればもっと楽だったのかも知れないけど、フォース蓄積のシステムはいまひとつ理解できない。BOOSTと違って減ることもあるみたいだな。

 ところでリセットの件で、Iの時の赤ソド男の暴言(※妄想です)を思い出した。
「みんな揃ってレベルアップしたいだろ!」
 ……ちなみに件の彼はクエスト「樹海の戦士」を請け負い、ギルド内では真っ先にレベルをカンストしたのだが。今回は最後まで、経験値バーを横一線に維持できるだろうか。

本日のMVP:カナデンシス
 ただ一人キューブゼラチンから溶解液を浴びせられまくった。加護の効果もあり、ダメージ自体は軽微に抑えられたものの、きっと甲冑や鎖帷子は可哀想なことに。ボス戦でのガード、お疲れ様です。

本日の頑張りま賞:アルフ
 ボス戦では毒は食らうわクリティカルは食らうわ、クエスト戦闘では常に睡眠状態、6Fに入ってからは罠にかかる。厄日か。

 中の人は病院で「細かい作業なんかは避けてね、君がそういうの好きなのは分かってるけど(笑)」とか言われたが、今DSを取り上げられたら死ぬので仕方ない。ネタバレが怖くてwiki絵板に行けないのが唯一の救いかも知れない……
 とはいえ漫画の中断っぷりが自分でも気になっているので、クエスト放置で前進するぜ。

 ネタバレは怖いが人様のプレイ記は気になるもので、横目でチラチラ拝読していたりする。
 パスワードを入れた時の変化については、妄想的には「ウチはパス入れなくて正解だったなぁ」、ゲーマーとしては「パス入れた方が楽しめたろうなぁ」で複雑な感じ。とりあえずスタッフがドSなのは分かった。

皇帝ノ月18日 Lv20にて終了
Posted by よあ - 2008.02.24,Sun
本日の経過:
 はぢめての「ああっと!」体験(お花はパーティの仲間が美味しく料理しました)
 クエスト「衛士隊、衛士隊、聞こえるか?」クリア
 クエスト「所有せざる衛士」クリア
 クエスト「大公宮への勤務I・II」クリア
 3F、4Fを通過
 5FのBOSSに突っ込んで初hage

 特に胸が高鳴ったのが「大公宮への勤務」シリーズ。
 剣を教えるって、ウチの子は斧マンなんだが……兄直伝の剣術とかそういうのがあったんだろうか。
 IIの勤務内容が「南の街道で魔物討伐」ということは、ラガード南方には、街道で物資輸送を行う程度の間柄の国ないしは都市があるということだよね。しかも世界樹からは魔物が漏れてると来た。

 ……魔物に関しては自分の世界樹妄想設定が脅かされてるようで、ちょっと怖い。
 しかし今回は序盤からSF色の強い敵も登場しているし、エトリアの世界樹に出ていた魔物とは由来や性質が違うのかもなぁ。そもそも「世界樹様」が、本当に世界樹計画の申し子なのかも分からないし。

 そんな辺りに一縷の望みを託して先を急いだら、見事にhageた。
 休養して有効そうなスキルに振り変える、フォースを蓄積して再挑戦する、またはレベルを上げてごり押しで負かす。たぶん、最後のだなぁ。本当にのっぴきならなくなるまでは休養しない気がする、Iの時がそうだったから。

本日のMVP:アルフ
 逃走成功率・バステ回避率が共に最高。全滅間際でも一人で生存→脱出。兄弟子とはえらい違いだ。

本日の頑張りま賞:エベネー
 Lv1で放置してるのが申し訳なく思えてきた。まさにラガード公国を生きるニート。
 あんまり宿で休む必要がなかったコラーダ(アクティブスキルが警戒歩行のみだった)と、盃を交わしながら過ごす夜もあったとかなかったとか。

 ちなみに今作でのヒイキキャラクターは、カナデンシスで確定かも。
 一人だけボコボコにされてるけど大丈夫か。お前の「挑発」はパッシブスキルなのか。また毒にかかったのか。「加護」の回復量は雀の涙と見せかけておいて、ユリスの手当を受けずに勝手に全快してたりするからなぁ……
 勤務クエストの後は、何やら落ち込んだり荒れたり大変だったに違いない。

皇帝ノ月14日 Lv16にて終了
Posted by よあ - 2008.02.24,Sun
本日の経過:
 2日目にして某所絵茶に乱入し、記録と療養を怠る(投稿時刻からお察し下さい)
 クエスト「皮職人の依頼」クリア
 クエスト「商店からの依頼I」クリア
 2Fの地図の輪郭が完成
 ミッション「行方不明の衛士を探せ!」クリア

 地図はオートマッピングONにして、「踏んだ場所だけ塗る」もとい床塗りツールは使わない主義。よって、そのフロアのFOEが倒せるレベルになるまでは完成しない。

本日のMVP:コラーダ
 警戒歩行と採取系スキルでガンガンいくよ! 攻撃力が多少低くても気にしないよ!

本日の頑張りま賞:リコ
 スタンスマッシュを覚えたはいいが、TPが尽きるまで空振り。……お前もか!

 どうやら1Fの花畑は、休憩「しない」を選ぶとチョウチョが出るらしい。我が家では
アルフ「何か出たらどうするんだ!」
カナ「はぁ? 何が?」
 という妄想があり、「さぁ来いチョウチョ」と待ち構えていたプレイヤーは肩透かしを食ったのだけど……ということは、昨日のMVPはやっぱりカナデンシスだったのか。

 それ以外の場面では遺憾なくチキンっぷりを発揮したため、未だ全滅はおろか、プレイ開始時にもらったメディカにも手をつけていない。

 IIはNPCが多弁で、Iの淡々っぷりに慣れていた身としては色々複雑。テキストが多いに越したことはないけど、量があればいいというわけでもないよね。

 皇帝ノ月6日 Lv7にて終了
Posted by よあ - 2008.02.22,Fri
本日の経過:
 いきなりギルド名を変更
 1Fの地図を完成させる
 クエスト「こぼれ出ずる清廉」クリア
 クエスト「大公宮への勤務I」請負

 最後のクエストはクリア条件は満たしているけど、見知らぬ土地に着いた矢先にリコ一人を働かせるのは可哀想な気がする……もう少し後で報告に行こう。

本日のMVP:アルフ
 クロウラー相手に術式ブチかます。前衛が瀕死だろうと何のその。

本日の頑張りま賞:カナデンシス
 攻撃を外す。真っ先に斬り込んで行って、外す。外しまくる。頼むから攻撃前に深呼吸してくれ。

 しかしクロウラー、あれってFOEとして配置されるべきモンスターじゃないか……何故かカナデンシスが狙われまくったから倒せたようなもので、他のキャラが狙われたら確実に即死だ。そういう意味ではMVPはカナデンシスかも知らん。
 あと、どうしようもないことなんだけれど、木の洞にリコが手を突っ込んでるのに違和感があった。手伝ってやれよ、男性陣。
 地図作成面では、心なしか、Iよりも線が引きにくい気がするなぁ。自分だけかしら。

皇帝ノ月3日 Lv4にて終了
Posted by よあ - 2008.02.22,Fri
 発売日から一日遅れでソフトが到着。

 そこでふと思ったのですが、ハイ・ラガードでは、世界樹が地上に露出しているんですよね。
 ということは、周辺地域の環境浄化は完了しているのかなぁ。もしそうだとしたら、世界樹は既に目的を失った状態で、あとは朽ちるのを待つのみなのかしら。
 それでも世界樹には生存欲求があるだろうから、今のところ自分の妄想設定との間に矛盾は生じていないのだけど。

 IIにどんな結末が用意されているのか、まだ見当も付きません(※現在ソフトをDSに差し込んだところです)が、Iとはまた違ったアプローチで楽しませてくれるといいなと思います。

 さぁ、タッチペンを握って出発だ!
Posted by よあ - 2008.02.21,Thu
「見えた!」
 リコが叫んだ。馬車の幌から思い切り良く身を乗り出し、「うわー」だの「ひゃー」だの、聞き手にとっては何の情報にもならない感嘆詞を繰り返す。
 彼女の瞳は目的地を捉えたのだ。馬車は心地よいリズムで揺れ、私達をゆったりとその地に近付けていく。
 ハイ・ラガード公国。「世界樹」を擁し、その根でもって大陸中から伝説と夢希望を吸い上げる一大都市。
「すっげ、あの建物、あれどうなってんだ……?」
 その特徴的な街並みを、私は紙上でしか見たことがないが──
「なぁ、アルフ!」
 こちらを振り向く紅鳶色の瞳、きらきらとなびく茜色、幌の外の青空。白黒の図版を思い浮かべていた私の視界に、鮮やかな原色が散らばる。
 私は眼鏡の底で目を眇めた。
「リコ、私はあなたほど目が良くない。ここからじゃまだ見えないよ」
「見てもないのに、分かんのか?」
「経験則的に」
「ふぅん……」
 景観の新鮮さを共有できない不満からか、ただでさえ丸い頬の線を膨らませるリコ。
 申し訳ないとは思うが、私が近眼なのを差し引いても、彼女は目がいいのだ。
「どれどれ、どんなの?」
 私とは反対側の端に腰掛けていたユリスが、揺れる床の上を慎重に動いた。リコの脇にちょこんと腰を下ろした姿は少女のようで、旅の仲間の最年長であるようには見えない。
 ユリスはあどけない顔を突き出してひとしきり外を眺めた後、
「……よく分かんない」
 柿色のおかっぱ頭を振り振り、私の予想通りの言葉を漏らした。
「リコ、目がいいもんね」
「ユリスでも見えない?」
「見えないよーあんな遠く。コルなら見えるかも知れないけど」
 彼女はそう言って、ちらりと私の後ろ、荷物の陰を見やった。私もリコも、揃って同じ暗がりに目をやる。
 そこにはコラーダという名の狩人が乗っているはずだったが、私達の目に映るのは暗色の布、布、毛布──ひたすらに繊維。
 中身が抜け出してても分からんだろうな、なんてことを考えながら、私は訊いた。
「で、どう? 印象は」
「どう、って、訊かれても。……大きな樹があるなぁ、くらいにしか」
 ユリスの返答に、リコがみるみるつまらなさげに表情を翳らせる。
「他にない?」
「他にねぇ……うーん」
「遠目にはただのブロッコリーでしょう?」
「ブロッコリーって、ちょっとアルフ」
 ユリスは言い繕いたいやら私に抗議したいやら、あたふたした末に適当な言葉は見つからなかったようで、口元を歪めた。
「あー、もぅ、コルー……」
 たすけてー、と声にはならなかったが、聞こえた気がした。

001■「ブロッコリー」 アルフ
Posted by よあ - 2008.02.18,Mon
 このブログの記事自体は07年の3月に作り始めたものですが、サイト「すきすぎて」からのリンクを付けたのはつい先日、2月10日(だったと思う)の更新時です。
 II発売後のプレイ日記帳にするつもりで設置したのですが、何にせよチラシ裏としての性格が強いことに変わりはありません。リンクが微妙に隠れ気味なのもそのためです。

 サイトから送られたメールには目を通しています。何人の方がここを発見されているのか分かりませんが、考察を面白いと言って下さった方、ありがとうございます(´∀`*)
 今後も変わらずチラシ裏、時々「これ漫画描いてる人と別人なんじゃね?」のローテンションでお送りする予定が未定なので、君は生暖かく見守ってもよいし、スルーするのも自由だ。



あと、このブログ関係のメールへの簡単なお返事など。

>メディ男のイヤリングの元の持ち主は~
そのうち露出すると思います。それまではお好きに妄想どぞー。

>キャラクターの名前について
IIでの使用キャラは、流石に伏せると判りづらいかなぁと。
漫画では(Raysの面々は)今後も名無しを貫く予定です。



……これだけ打つと、流石に親指が痛い。
Posted by よあ - 2008.02.11,Mon
 生まれたことに意味はなくても、生きていく理由なら持っている。今日まで殺してきた命に償うため、明日も殺して生きていく。

■視点01/59文字/B1Fソロ■
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
よあ
自己紹介:
修行中の身。
自分に作れるものなら、何でも作るよ。
ブログ内検索
最新CM
最新トラックバック
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
PR
忍者ブログ [PR]