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Posted by よあ - 2007.11.15,Thu
 「世界樹の迷宮」のエンディングのテキスト、「木々をおおっていた人の思念も消え」というのがすげぇ気になる。
 突然さらっと出てきてるけど、「人々の思念」って、何。あれには何が取り憑いてるっていうの。

 そういえばヴィズルも「死して汝らも、大地再生のための力となれ!」とか言ってたけど、あれは「世界樹のための良い肥やしになれよ☆」とかそういう意味じゃないのか。違うのか。



 そもそも世界樹の王を倒すと樹そのものの活動が停止する、この理由がよく分からないんだけど……ヴィズルは本来、世界樹とは全く独立したヒト個体であったはず。だとしたら、ヴィズルが操舵者として、世界樹の核と一体化したものが「王」だったと考えるのが自然かな。冒険者達はそれを一体のものとして倒してしまうから、ヴィズルは帰らぬ人となり、世界樹は活動を停止した、と。

 ってことは、人為的な操作によって、世界樹は本来の機能よりも高い防衛性能(ないしは攻撃性)を発揮できるということになる。世界樹が勝手に冒険者達を撃退してくれるなら、ヴィズルが自ら出向いて操作する必要はないわけだ。
 世界樹自体には環境浄化のプログラムしか書き込まれていないはずだから、人のような臨機応変の戦略戦術が立てられない、というのは何となく合点がいく。



 もしかしたら、世界樹の中で死んだ人々の情報を取り込む機構が、世界樹の中にもあるのかもなぁ…… ヴィズルほど明確な形ではないにしろ、人間の意志に近いものを自らの内側に確保しようとする機能が。何というか、真核細胞にとってのミトコンドリア的な。
 例えばヒト遺伝子を取り込んで、世界樹のどこか組み込むことが可能なのだとしたら、それを防衛機構の駒として──例えばモリビトに転用することも可能なわけだ。

 そういやモリビトって卵生? 胎生? それとも樹に生るの?(え、十二国記?)

 しかし仮にそのような機能があったとしても、世界樹の王を倒しただけでは取り込まれた遺伝子は解放されないし、そもそも遺伝情報を「思念」と表記するのはおかしいので、エンディングのテキストに対する解釈としては全く相応しくないのであった。げふん。
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